<2019年度>佛教大学通信レポート【S0528:道徳教育の研究】

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    資料紹介

    【合格済】佛教大学通信教育課程のレポートです。2019年度の【S0528:道徳教育の研究】レポート第1設題に対応しています。決してまるごと提出したり剽窃したりせず、参考程度にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「生きる力」の育成と道徳科の意義について説明しなさい。
     
    道徳教育は、社会の動きや時代の様子とともに求められる役割や位置づけが変わってきている。ここでは、特に「生きる力」の育成と道徳教育の意義について論じるにあたって、「生きる力」とは何か述べることから始め、その育成に向けた道徳教育の役割、道徳教育及び道徳の時間に関する経緯、そして今日の道徳教育の役割、意義について述べていく。
    まず、「生きる力」とは何かについて述べる。「生きる力」という言葉が初めて出てきたのは、1996年の第15期中央教育審議会第一次答申「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」の中である。当答申では、「子供に[生きる力]と[ゆとり]を」(文部科学省1996)*1と始めに記されている。20世紀から21世紀へと時代だけでなく、ありとあらゆるものが変わりゆく社会に的確かつ迅速に対応する教育を実現するために、「生きる力」の育成という新しい教育の目的を提示した。(山﨑高哉2006:176)*2
    2003年の中央教育審議会答申では、「生きる力」を構成する三つの能力として、以下を挙げている。

    1.「確かな学力」
    知識・...

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