【A評価】臨床心理学概論レポート 「心理療法の成り立ちについて述べよ。」 東京福祉大学

閲覧数3,490
ダウンロード数34
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    教員の高評価の所見をいただいております。 皆様のお役に立てる資料になるかと思います。レポート作成などの参考資料としてご活用ください☆

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    心理療法の成り立ちについて述べよ。

     今回のレポートでは、心理療法誕生の歴史的背景について人類の歴史とともに述べた後、精神分析・行動主義・人間性心理学という3つの代表的な心理療法の潮流それぞれの誕生の経緯についてまとめていく。
    まずは心理療法誕生の歴史的背景から述べていく。臨床心理学をこころの病を癒す営みだとすれば、臨床心理学は人類の歴史とともにあり、宗教や呪術と区別されていないともいえるだろう。  
    原始的な治療では、心の病への癒しに関わる職業は社会的位置、治療者のすぐれた人格、修行の厳しさ、病気の霊的性質、共同体レベルでの治療などが特徴的であった。エレンバーガーはこれらの原始的な理論・治療法と深層心理学的な心理療法の間にある種の共通性をみいだした。 
    古代になると、こころの病の癒しは神殿または寺院で僧侶によって行われていた。もっとも有名なのは医術の神アスクレビオスの神殿での治療である。このインキュベーションはユング派の分析療法にも通じるところがあると指摘されている。
    その他にも心の病の治療は古代では、哲学者たちによってもなされていた。彼らはそれぞれの学派ごとに集団をなしており、教...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。