明星大学通信教育学部教育学科「 英語科教育法1」(2単位目)の合格レポートです。2019年1月に合格しました。 課題(2018年度~)は、【『中学校学習指導要領』・『高等学校学習指導要領』の中で、「外国語教育」(英語教育)はどのように扱われてきましたか。「目標」、「授業時数」、「科目」名などに言及しながら簡潔にまとめなさい。】です。参考にしていただければ幸いです。
英語科教育法1(2単位目)
『中学校学習指導要領』・『高等学校学習指導要領』の中で、「外国語教育」(英語教育)は
どのように扱われてきましたか。「目標」、「授業時数」、「科目」名などに言及しながら簡潔
にまとめなさい。
(2) 「外国語教育」(英語教育)は、学習指導要領の中で以下のように変遷してきた。
昭和22年(1947)に発表された「学習指導要領英語編(試案)」での目標は、
1.英語で考える習慣を作ること
2.英語の聴き方と話し方を学ぶこと
3.英語の読み方と書き方を学ぶこと
4.英語を話す国民について知ること、特に、その風俗習慣及び日常生活について知るこ
と
という、英米一辺倒という特色のものだった。
昭和26年度版では、到達目標が一般目標、機能上の目標、教養上の目標をいう3つに
分けられた。占領が終わり、文部行政が独立を取り戻すと、学習指導要領から「試案」の
文字が消え、以後のものは、「法的拘束力」を持つものとなり、教科書検定にもこの基準が
厳密に適用されるようになる。
昭和33年度版では、実用主義への転換なのか、「外国語」の指導目標は、以下の「具体
目標」...