このレポートは、玉川大学通信教育課程・科目「算数科指導法」において、すでに合格をいただいたものです。
2018年度課題:算数教育の歴史、数学的活動
教員による評価・批評は以下の通りです。
<評価>
A
<批評>
良くまとめられている。
【玉川大学】算数科指導法
課題①
単元学習は、教育は子供の生活経験に基づくべきであるという考えの下にある。子供は生活にお
ける問題を解決していく中で思考が働くことによって、知識や技術が獲得されるのである。そのた
め、生活の中にある問題を教材として、それを解決していく中で数学を教えようとした。
内容は、生活と結びつくもので保健や理科、家庭科などの他教科と関連していた。日常生活に役
立つものとしての、活きた数学を指導していくことが重要であり、生活の中にある問題を、数学を
用いて解決していく過程で数学を学ぶのである。「小学生のさんすう 第四学年用」では「Ⅱ課
かんたんなかけざん」の下に「遠足のしたく」、「ならびかた」、「学級のひょう」
が単元として、「Ⅳ課
ひょうとグラフ」の下に「およぎくらべ」、「夏やせ」が単元としてあり、生活に即した題材
になっている。「遠足のしたく」、「ならびかた」では、遠足を題材にして、時刻と時間
、位数×位数、乗法の交換法則を扱っている。
しかし、単元学習は体系的に学べないという欠点があり、学力低下という形で表に現れたのであ
る。また、科学技術を支えるために、...