明星大学通信 PB3040 初等図画工作科教育法
科目終了試験の予想問題および解答です。2018年度に受験した際は、この中から問題が出題され、無事に単位を獲得することができました。
初等図画工作科教育法
科目終了試験
対策
1.
以下の造形用語や材料・用具・技法等について具体的に説明せよ。
(
1
)図式期(図式的表現)
5
-
7
歳の時期を指し、個人の独特な図式表現になってくる。初めて意思を持って直接経験から受
けた子ども独特のイメージに基づいて表現する。特に人物を好んで描写し、そして植物へと広
がって行く。大きく3つの図式に分けられる。①空
間の図式
:対象を組み合わせて場面の表現
ができるようになる。②多視点的に正視の形を組み合わせた表現を行う、③色彩の図式的表現
を試みる。概念的な色を指導するのではなく、思いに合った色を積極的に使えるような指導が
望まれる。
(
2)
CG
(コンピュータ・グラフィックス)
CG
表現の一般化により、デザイン作業は電子情報の操作に置き換えられ簡略化した。デザイナ
ーは、
CG
を便利な製図器と捉える。しかし子どもの見方は異なり、
CG
を新たな表現メディア
として捉える傾向にある。小学
4
年生が
CG
描画を描きながら、物語を展開させた例もある。
かかる子どもの目線から
CG
表現の在り方を理解し、実際の指導法を考案...