社会福祉士通信課程1000~1200字
権利擁護と成年後見制度
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本人の財産を管理し、本人の生活や介護な
どのやりくり、手配などを担う成年後見人。
その業務遂行に当たっては本人の生死を左右
しかねないものとなっている。そのため、成
年後見人には愛情で裏打ちされた親族、また
は高い専門性や倫理観を持つとされる弁護士、
社会福祉士などの専門家が適任とされている。
親族間での争いがある場合には、そのうちの
誰かを成年後見人に選任するのは適任でない
為、専門家を選任することとなる。
成年後見人の役割の一つに、入院・入所の
契約がある。それに伴い必要となってくる医
療同意について見ていきたい。
成年後見人は財産の管理だけでなく、生活
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