国際経済論 分冊2

閲覧数1,832
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    合格レポートになります。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2 金本位制およびブレトンウッズ体制の特徴をふまえて国際通貨体制の歴史的変遷について整理し、自身が考えたことを自由に論述せよ。

     国際取引において、決済には通貨の交換が伴うが、各国で異なる通貨が用いられている。国際間での取引において使用される通貨を国際通貨といい、それを活用して国際的な決済を行うことを国際通貨制度という。この制度において、20世紀の初頭に主要先進国で採用されてきた金本位制は、金に貨幣価値を置き、各国が金を基準として交換する仕組みのことである。その後、第二次世界大戦後には固定相場制度に基づき、自国通貨の対外的な価値を金またはドルとするブレトンウッズ体制が設立された。これによって、金本位制と異なり、金とドルが国際通貨として扱われることとなった。
     金本位制は金に対して通貨価値を固定していたもので、法定平価での金とその国の通貨を無制限に兌換することや、個人による金輸出入を認めていた。これによって、外国為替相場は固定されるに至った。金は他にも金貨を自由に鋳造できることや、自由に溶解できることがある。金は好況で輸入が増えると、保有している金が支払いに使用されることになる。そうな...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。