PB2140 初等理科教育法1単位目合格レポート 明星大学

閲覧数3,257
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1「これまでの理科教育の問題点(欠陥)」についてまとめ私見
    2「これからの理科教育はどうあるべきか」についてまとめ私見

    参考文献
    未来の科学教育 板倉聖宜 仮説社2010年

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 現行教科書はおおよそ、実際に実験観察をしなくともその結果とそこからの考察が明記されてあり、加えて
    その実験方法の細部の指示までも記述されてあり、子供たち自身の想像をもって主体的に実験ないし観察にとり
    くめるように配慮されていない。教科書を予習してくる子供にとっては、その実験結果を知っているので面白く
    なく、たとい予習してこなくとも、教科書に事前に目を通しさえすれば、その結果が絵となり文となり目に飛び
    込んでくる。
    そんな現行教科書を板倉聖宣は「史上最悪」と評している。それはあまりにも試験合格用であるからとしてい
    る。何故なら、授業中に教師が観察や実験の指導を行わずとも、試験にてそれらの問題を問われても解けるよう
    にできているからであり、また教師が職務を放棄したとしても自身一人で学べるようにできているからである。
    無能な教師でも子供に一定の知識は享受されるが、有能な教師にとっては寧ろこの現行教科書が弊害となりうる。
    板倉聖宣は今日では優れた教師は、教案を制作するに際し、できるだけ教科書に書いてあることとは別の問題・
    実験・観察を取り上げている、としている。しかし、多忙な教師が理想的...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。