【日大通信】国際金融論 分冊1

閲覧数3,054
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日大通信 国際金融論リポート分冊1の合格リポートです。
    リポートを書く際の参考・資料等にお使い頂き、内容の丸写しはやめてください。

    課題:「なぜ外国為替取引にはリスクが伴うのか、為替リスクの種類を整理したうえで具体例をあげながら説明しなさい」

    キーワード:「変動為替レート、為替リスク、エクスポージャー、為替差益、為替差損」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     外国為替取引は、異なる国の通貨交換を意味し、経済のグローバル化に伴う国際的な金融取引の拡大等により、ますます重要な役割を果たすようになった。その通貨の値段は需要と供給の関係によって変動し、異なる通貨を交換するときの比率を為替レートという。日本を含む多くの主要国は変動為替レートを採用しており、政治や経済の動向、市場参加者の思惑などさまざまな要因で左右される。ここでは、外国為替取引におけるリスクについて整理する。

     まず、円相場のような為替相場には変動に伴う損失の危険があり、それが為替リスクである。たとえば、ある日本の輸入業者が3ヵ月後に1万ドルの輸入代金を支払う契約を結んだ場合、この輸入業者が実際に支払う代金は、3ヵ月後の為替レートに依存する。もし、円安・ドル高が進行すれば、輸入代金の円での支払いは大きくなり、当初の予想を超えた追加費用が必要となる。つまり、為替リスクは、企業収益に作用する価格リスクの一種といえる。

     また、貿易企業や多国籍企業などは外貨建ての資産や負債、将来予測される資金の流出入を持つことから、これらの為替リスクに晒されている部分を為替リスク・エクスポージャーと呼...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。