玉川大学通信教育部「教育心理学 第1分冊」2020年のレポート課題です。 (合格済) 〈略題:条件づけ〉 参考程度にご覧ください。
科目コード 07815 「教育心理学」第 1 分冊
課題①
ピアジェの発達段階説は①感覚運動期②前操作期③
具体的操作期④形式的操作期の四段階に分類されている。
上記の四段階の内容は以下の通りである。
①感覚運動期(0~2 歳)
この時期の赤ん坊は見る、聞く等の感覚、吸う、掴む
などの運動を通じて外界を認識する段階である。
感覚運動期の一番の特徴は「物の永続性」の獲得であ
る。例えば赤ん坊に好きな玩具と覆うタオルを見せ、お
もちゃをタオルで隠します。物の永続性の獲得前では玩
具がどこにあるか分からなくなってしまうが、物の永続
性を獲得すると、タオルで隠れていてもそこにあること
が認識できる。
②前操作期(2~7 歳)
この時期の子どもの特徴は表象が発生し、イメージや
言葉の発達、「自己中心性」、「保存の概念」の欠如である。
自己中心性の実験で有名なのが三ツ山の問題であり、
他者の視点の理解が難しい。この時期の子どもは一見わ
がままや自分勝手に見え、心配になるが脱中心化に伴い
自然と他者の気持ちを理解できるようになる。
保存の概念が獲得される前では見かけの大きさに左
右...