国語音声学分冊1合格レポートです。
「適切に記述されている」という評価をいただきました。
音声記号、音素記号に注意してください。
「N」は大文字のNですが、書くときの大きさは小文字の大きさです。
「ts」は2つで1文字です。(書き終わり同士を繋げる感じ)
「r」は最初の縦棒が省略されたような記号です。(音素記号はそのまま「r」)
/Q/は大文字(/q/ではなく)
音声記号は教科書によって違いがあり、見る先生によって厳しさも違いますが、上記を気を付けた方が無難です。
20 × 20
調音とは、母音や子音という最小の音の形
を作り出すことである。どのように作られる
かを示したものを調音法、どこで作られるか
を示したものを調音点という。子音と母音の
調音的特徴はそれぞれ、声帯から唇までの空
間である声道(咽頭、鼻腔、口腔)で、空気
の流れを閉鎖や狭めなどの方法で妨害するも
のを子音、特に妨害されずに出される音を母
音 と い う 。
しかしこの観点で考える際、日本語には母
音とも子音とも分類しがたい音声がある。そ
は両唇・軟口蓋接近音である。接近音とは調
音点で声道に狭めをつくり、肺からの呼気の
流出を邪魔するが、そのときの狭めが比...