(PE2040)外国史概説 1単位目

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    資料紹介

    2018年1月に合格したものになります。
    採点者が一癖あるので、合格しにくい単位の一つです。
    ご参考にしていただけると、助かります(^ ^)

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     一つ目の課題として、古代四大文明の類似点と相違点を考察し、以下にてまとめて述べていく。
     まず四大文明(メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明)の共通点から考えていくことにするが、最も特徴的なものはいずれの文明も大河の流域で繁栄したという点にある。大河の付近で人々が生活をする理由は食料確保の安定性、つまり農業の行いやすさによるものである。灌漑農業を行うことで農作物の確保、生活の安定をもたらし、小国家や都市を形成した。それはナイル川流域ではノモス、黄河流域では邑と呼ばれ、ユーフラテス川流域ではウルやウルクといった都市が発展を遂げた。このようにして食料生産が安定することで生活における分業化が進む。食料生産に従事しない人々は近隣地域との交流交易や学問の研究をし始め、交流するための文字や言語の発展にも結び付くことになった。例えばエジプトでは、アフリカ東部にあったと推定されるプント国と盛んに交易を行い、乳香、没薬や象牙などを輸入していた。また古代中国では彩文土器が発見されたことからメソポタミアとの交流があったと推測されるし、過去の文献からインダス文明とメソポタミア文明との交易も...

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