「非限定文句の用例を使った分詞構文の導入や綴字と発音の間の基本法則についての指導法をまとめなさい。」
分詞構文の導入においては、まず非限定分詞文句の持つ「含み」の柔軟性を教示しなければならない。なぜなら分詞構文は、非定型文句の一種の分詞文句であり、文の主語を先行詞とした非限定の挿入的文句だからである。
まず、導入の最初になすべきことは非限定分詞句と限定分詞句の違いを示すことである。以下に例文を示す。
非限定文句:①The defendants, continuing to assert their innocence, are expected to appeal. (COB)
限定文句:②He spent his adolescent years playing guitar in the church band.(COB)
この①のcontinuingは【who continue】とも【because they continue】とも受けとることが出来る。このように、非限定の定型文句と、その含みを表す副詞文句に置き換えて解説をし、更に文頭にも文末にも置けることを教示することによって...