評価はAでした。
【参考資料】
・鈴木信政「保育学講座第2保育課程」<フレーベル館 1970.02>
・北野幸子「保育課程論」<北大路書房 2011.03>
・保育総合研究会「新保育所保育指針サポートブック」<世界文化社 2008.12>
・河原佐公「0,1,2歳児のクラス運営」<ひかりのくに 2009.03>
・神長美津子「3,4,5歳児のクラス運営」<ひかりのくに 2009.03>
・千葉武夫「教育課程・保育課程論」<中央法規出版 2016.02>
・小笠原圭「保育の計画と方法」<同文書院 2013.04>
保育所において保育の基本は子どもの主体性を尊重し子どもが自ら環境に携わり様々な体験を通して心身共に健全な成長・発達をしていく事である。保育者は子どもに必要な経験が出来る環境を計画、実践、評価、改善という一連の保育の過程を通して保育を行うのである。そして、保育の質の向上に繋げるのである。そこで保育における計画・実践・評価・改善のプロセスの大切さについて述べる。
計画のプロセスの大切さ
計画の前には子どもが心身共に健全な成長・発達という目標がある。その目標を達成する為にも計画がある。つまり、一貫性があり柔軟性が尊重された計画性のある保育が必要なのである。計画を作成するうえで一つ目に大切な事は月齢・年齢別の発達過程を踏まえ、子ども一人一人の実態を把握し作成する事である。そうして入所時から就学前までの育ちを見通して一貫性のある保育を行う事である。また、子どもの生活の連続性、成長・発達も連続性がある事を踏まえ作成する。二つ目に柔軟性があげられる。柔軟性とは計画通りに保育を実践する事ではなく、その時々の子どもの姿や状況に応じて柔軟に計画を対応させる事だと考える。子どもの状況に合わせて援助や環境を...