日大通信 経済地理学 分冊2 日本企業の多国籍企業化の特色について~

閲覧数2,326
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日大通信 平成29~30年度 経済地理学・経済地理 分冊2合格レポートです

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本企業の多国籍企業化の特色について、欧米企業との相違点について説明する。

     

    アメリカ型多国籍企業は、第二次世界大戦後

    世界に先駆けて誕生した。進出先は発展途上国ではなく、低位先進国であった。また、海外進出の理由は不足資源の獲得の為ではなく、技術開発力を活かした海外での生産・販売活動の為である。また、大きな特色として、利益は親会社に送金せず、現地で再投資し、現地法人化立地戦略を展開する事である。

     E U型多国籍の特色は、まず海外進出の最も対象となる国や地域が北アメリカである事である。比較的規模の小さいヨーロッパの多国籍企業は規模の拡大を狙って、北アメリカへ進出する。その次に対象となるのはマーストリヒト条約発効以前のE U域内の国や地域であることである。E C市場は、今日ヨーロッパ連合(EU)が承認されているとはいえ、国や地域が小さく細分され、各国の産業・流通政策に差異が存在するだけでなく、企業そのものに保守的な経営体質が存在するために、

    多国籍企業の多くは、東ヨーロッパ市場をも視野にいれたE U域内戦略を立てつつある。また、イギリスやドイツの企業を中心に対アメリカ企業M&...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。