八洲学園大学 図書館情報資源概論 第2回課題

閲覧数3,273
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員2,750円 | 非会員3,300円

    資料紹介

    八州学園大学 図書館情報資源概論 第2回課題

    合格課題レポート 評価A

    このまま提出はせず、参考資料に
    使ってください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    図書館情報資源概論 
    わが国における商業出版・流通の特徴

      日本では、新刊書籍が年間7万8千点、雑誌が年間3,500誌刊行されている。新刊書籍点数と売上金額の推移グラフを比較すると、1990年代後半以降は書籍点数の伸びの割に売り上げは伸び悩んでいることが伺える。インターネットの普及による出版不況だという実情もある。しかしそれでも2010年時点で約2兆円の市場規模を持っている。

    日本の商業出版物は「出版社」、「取次」、「書店」の順に流通されていく。出版社は全国で約4,000弱あるが、その約8割は東京に集中している。日本の出版社の特徴としては、多数の独立経営による会社が存在している点であり、コングロマリットにより出版社と書店の系列化がすすむ欧米とは異なる。

    出版社と書店の中間に位置する問屋に相当する存在であるのが「取次」で、書籍の流通を担う重要な役目を持っている。日本は欧米と異なり数多くの独立した出版社や小売書店があるため、取次を経由させて個々の煩雑な業務を一括して行ってもらうことで円滑な書籍の流通が可能となる。さらに取次は配送などの物流や商品決済などの金融に関する機能も兼ね備えて...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。