資料紹介

聖徳大学通信合格レポート　第２課題第１設題
課題：介護保険制度における都道府県と市町村の役割を説明しなさい。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

高齢者福祉論Ⅰ　第2課題第1設題
介護保険制度において、市町村や都道府県にはそれぞれの役割がある。まず、介護保険制度を運営している保険者は市町村および特別区である。保険者が市町村である理由は、介護は地域で暮らしている人の生活に関するものであり、地域密着型のサービスを提供して地域における問題解決を目指すためである。要介護認定の実施も市町村の役割であり、被保険者から要介護認定の申請を受けると、各市町村に設置された介護認定審査会において審査・判定が行われることになる。また、2005年に改正された介護保険法のなかでは、今まで以上に市町村に指定・監督を委ねることが盛り込まれ、地域の相談機関として地域包括支援センターの設置が規定された。加えて、予防重視型システムへの転換として、市町村による地域支援事業が創設され、要支援・要介護状態になるおそれのある高齢者に対して介護予防事業を提供することや、高齢者が住み慣れた地域で尊厳のある生活ができるような仕組みづくりを目指した。また、在宅給付と施設給付の公平化を図ることをめざし、居住費用や食費の見直しがされた。介護保険改正に加えて、2006年からは「高齢者虐待...

コメント0件