編入学試験の志望動機書です。『大学編入・大学院これで決まり!志望理由・面接対策』を参考に、志望動機に加え、入学後、卒業後の展望を書きました。無事に合格することができました。
私は、一人ひとりに合わせた個別の作業を提案し、その人らしい生活を患者と共に作り上げていくことができる作業療法士を目指している。そのために、貴学医学部保健学科作業療法専攻で学びたいと考えている。
私は現在、特別支援教育支援員として小学校に勤務している。この仕事を始めたきっかけは、私の家族には障がい者がおり、家族と共に歩んできた中で、障がいがあることで困っている人がいれば何らかの手助けがしたい、とかねてより思っていたからである。特別支援教育支援員の業務は、特別支援学級に在籍している知的障がいや発達障がいを持つ児童に対するサポートである。具体的には、授業中や教室移動の見守りや手洗い・食事・排泄・掃除など日常生活の指導と介助を行っている。この仕事は毎日の生活を通して子供たちの成長していく姿が見られる。特に、「できなかったこと」が「できるようになった」ときに子供が見せる笑顔はとても嬉しい。これらの業務内容や業務のやりがいは作業療法に通ずるところがあると思われる。しかし、業務を通して、ただ単に「障がい者の手助けがしたい」という思いだけでは不十分であることに気づき、知識を得るために大学へ入学して...