【内容】2019年 佛教大学 S0104 教育方法学 第1、2設題の合格レポート A判定です。
参考分文献も複数使用して記載しています。
第1設題 3200字
OECDが行っている生徒の学習到達度調査〈PISA〉で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計及び評価方法を提案しなさい。
第2設題 3200字
知識基盤社会において、教師が経験に基づきながら、自らの教育技術や判断力を高めるための効果的なICTの活用方法を考えなさい。とくに、教育の情報化や育成すべき人材像をふまえて、必要とされる教師力の視点から具体的に説明せよ。
【教授からのレポート所見】
第1設題:テキストの内容をよく理解して記述できています。提案を多くすることと、現場での経験からこんな学力を身につけてほしいから、このような授業を実践したいという記述があるとさらなる秀逸なレポートに仕上がると思います。
第2設題:地域基盤社会、ICT活用、育成すべき人材像が大変しっかりと記述されています。
教育の情報化についての記述をしっかり記述するとよりよいレポートに仕上がります。
との評価いただきました。
レポート作成の参考にしてください。
教授からのレポート所見での指摘を付け加えて提出するとよいかと思います。
第1設題 3200字
OECDが行っている生徒の学習到達度調査〈PISA〉で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計及び評価方法を提案しなさい。
現代の社会は「情報社会」であり、教育の場も様々な形があり、教師もたんに知識や技術を教えるだけではなく、これからの社会に生きる人間を形成するための教育も求められている。学習到達度調査(以下PISA
)の要点と分析結果をまとめ、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合を比較し、今後の学習指導設計および評価方法について述べていく。
まず、PISAとは経済協力開発機構(OECD)が実施主体で参加国が国際的に開発、実施し、15歳児を対象として行われる学習到達度調査である。調査項目は、読解力を中心分野とし、数学的リテラシー、科学リテラシーでの3分野が調査された。この調査は3年ごとに行われ、2009年の調査には65カ国、約47万人を対象として行われた。
IEA(国際教育達成度評価学会)が行う「国際数学・理...