聖徳大学 わが国の子ども虐待に対する対応、援助について(児童福祉学Ⅰ)評価:S

閲覧数3,563
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    聖徳大学通信合格レポート
    課題:児童福祉学Ⅰ 第1課題第1設題 わが国の子ども虐待に対する対応、援助について、「子ども福祉」という視点から論じなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    児童福祉学Ⅰ 第1課題第1設題
    日本では近年、家庭における児童虐待が著しく増加している。背景には、核家族化に伴う地域や家庭の養育力の低下などがある。これ対し、国や社会はどのように対応してきたのか、どう対応していくべきか考えてみたい。

    昭和8年に最初の「児童虐待防止法」が制定された。これは一般児童を対象とした日本最初の保護立法として注目すべきものであった。昭和22年には「児童福祉法」が制定され、それに伴い旧児童虐待防止法は廃止された。児童福祉法には、児童虐待に関して通告の義務、立ち入り調査、一時保護、家庭裁判所への申し立てが盛り込まれているが、国民の認知度も低く、あまり有効に行使されることがなかった。しかし1990年代に入り、マスコミによる児童虐待の報道、民間団体による虐待防止活動の活発化、1994年に「子どもの権利条約」を批准したことなどが、児童虐待を社会問題化させる原動力となった。そして平成12年に、深刻化する児童虐待の予防、および対応方策とするために、「児童虐待の防止等に関する法律」(児童虐待防止法)が制定された。児童に対する虐待の禁止、児童虐待の予防、児童虐待の早期発見、国や地...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。