【合格済み80点】S8105 理科教育法Ⅱ 科目最終試験対策 6題セット
1. 次の問いに答えよ。(1)科学者が自然を探究する方法を解説せよ。(2)その方法を小学校理科授業に取り入れた場合の、具体的な指導内容を示した授業展開例を述べよ。
2. 理科における、観点別学習状況の評価の観点と評価方法について次の各問いに答えよ。(1)4つの評価の観点及びその趣旨を述べよ。(2)そのうち、第4観点の評価方法について解説せよ。
3. 子どもの発達段階別の理科指導のあり方について、問題解決の能力と関連付けて説明せよ。
4. 子どもが主体的に問題解決を図る理科授業の学習過程(①~⑥)について、図で示しながら解説せよ。特に②と④の場については工夫の具体例を示し解説すること。
5. 理科教育をとおしてどのような人間を育てようとしているのか解説せよ。
6. 「検証のための実験」と「確証のための実験」の違いは何か。授業展開を示して解説せよ。
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1. 次の問いに答えよ。(1)科学者が自然を探究する方法を解説せよ。(2)その方法を小学校理科授業に取り入れた場合の、具体的な指導内容を示した授業展開例を述べよ。
理科授業とは、子どもに自然を探究させて、科学を見つけさせていく活動である。では、そのためには、どのような観点で指導を行う必要があるのだろうか。
科学者が自然を探究する際は、まず「観察のレベル」(事実の世界)の活動が行われる。これは、観察事実に基づき問題を把握し、観察された事象について問題意識を持つことである。
次に行われるのは「想像のレベル」(理論の世界)の活動である。これは、科学者が何らかの問題にさし向った時、こうなっているからではないかと推論をし、仮説を立てることである。
そして、その仮説が実験・観察によって検証され、問題が解決されると、その仮説によって「理論の世界」への扉が開かれるのである。では、このような方法を取り入れた理科授業とは、どうあるべきなのだろうか。
一つ目は、まず「事実の世界」(how)を把握させながら、問題提起をし、疑問を持たせる。次に、仮説(予想)を設定させて(why)、検証方法を工夫させる。...