精神保健 精神障害の内因、心因、外因を簡単に説明し、精神障害名を挙げなさい

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    資料紹介

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    【参考文献】
    ・藤本豊・花沢佳代「よくわかる精神保健福祉」<ミネルヴァ書房 2007.3.20>
    ・小倉清「精神保健 幼児教育科・保育科・保母養成課程用/新現代養育教育シリーズ」<東京書籍 1994.10.28>
    ・精神保健福祉養成講座編集委員会「精神保健福祉養成講座<1>精神医学」<中央法規出版 2002.11.11>
    ・日本保育学会「日本の幼児の精神発達」<フレーベル館 1970.9.25>
    ・松本和雄・吉田延「児童精神保健マニュアル」<日本文化科学社 1996.7>
    ・島田照三「児童精神保健」<ミネルヴァ書房 1990.3.1>
    ・高橋省己「子どもの精神保健」<日本文化科学社 1993.7.20>

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    精神障害は内因性・心因性・外因性の大きく3つに分類することが出来る。それぞれの特徴と主な精神障害名を2例ずつ以下に説明する。

    1.内因性精神障害

    原因が不明で身体的な部分にあるのか、心理的な部分にあるのかはっきり解らないもので遺伝的な体質や生育環境の影響などが複雑に関係していると推測される。ここでは統合失調症と躁うつ病をあげる。統合失調症の過半数は20歳前後に発病する。16歳から40歳までが発病危険年齢である。男女ほぼ同じ頻度で発病する。病型として妄想型・破瓜型・緊張型の3型が代表的であるが、互いに移行し、境界は不明瞭である。症状をあげると、妄想を含む思考障害、自我障害、幻覚、感情障害、意欲と行動の障害がみられる。また、神経症に類似した神経衰弱の症状等もみられ、不眠、不安、緊張、抑うつ、疲労感、心気症状等がある。治療法は、症状改善を目的とした抗精神病薬を用いる薬物療法が中心で、他の治療法として支持的な態度で接する精神療法もある。

    次に躁うつ病について述べる。気分障害の一つであり、双極性障害という言葉を用いられる事も多い。気分が高揚した躁状態と憂鬱状態が交代して現れる。それぞれ躁病...

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