教職概論_2

閲覧数3,253
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    教職概論 第2回 課題レポート

    【課題】
    教師の仕事の特質と、今求められている
    教師の資質・能力について述べなさい


    教職という仕事は、二重の意味において、相反する社会的特質を有している。第一に、この仕事は、変容しつつある社会的要請(外の目)と、教師が教職経験の中で積み上げてきた経験知(内の目)との間の綱引きの上に成り立っている。第二に、学校という場は、人材の選抜・配分機能を担う側面(機能)のみならず、教師と生徒のコミュニケーションによって成り立っているという側面を合わせ持っている。教師は、多かれ少なかれ、以上の特質に起因する綱引きの上に立って仕事をしている。

    1970年代から1990年代にかけて、「校内暴力」「いじめ」「不登校」そして「学級崩壊」と、さまざまな教育問題が世間をにぎわすようになり、こうした問題群の背景には、学校という存在の肥大化、さらには硬直化・画一化した学校文化の弊害といった要因がある。公教育の歴史を辿ると…

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【課題】

    教師の仕事の特質と、今求められている

    教師の資質・能力について述べなさい
    教職という仕事は、二重の意味において、相反する社会的特質を有している。第一に、この仕事は、変容しつつある社会的要請(外の目)と、教師が教職経験の中で積み上げてきた経験知(内の目)との間の綱引きの上に成り立っている。第二に、学校という場は、人材の選抜・配分機能を担う側面(機能)のみならず、教師と生徒のコミュニケーションによって成り立っているという側面を合わせ持っている。教師は、多かれ少なかれ、以上の特質に起因する綱引きの上に立って仕事をしている。
    1970年代から1990年代にかけて、「校内暴力」「いじめ」「不登校」そして「学級崩壊」と、さまざまな教育問題が世間をにぎわすようになり、こうした問題群の背景には、学校という存在の肥大化、さらには硬直化・画一化した学校文化の弊害といった要因がある。公教育の歴史を辿ると、平等理念が「教育の機会均等」概念として成り立ってきたこと、および、この「教育の機会均等」概念自体が多分に多義的であり歴史的に変遷が見られることが捉えられる。個々人における生活環境の障害の除去よ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。