国民皆年金実現の背景

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    1950年代に入ると、医療分野での国民皆保険が進められるのに伴って国民皆年金の実現が求められるようになっていった。これを受けて1959年には国民年金法が制定され、同年から保険料負担がない福祉年金が、そしてその2年後には加入者が保険料を負担する国民年金が実施された。この国民年金がこれまで受給の対象外であった5名未満の企業の労働者、農林漁業従事者、自営業者などをも加入対象としたことにより、本格的な国民皆年金の体制が確立されたのである。また同年には通算年金制度も創設された。これにより職業移転に伴う加入期間のリセットが廃止され、職業が変わったことで異なる年金制度へ移っても、これまでの各年金制度への加入...

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