生徒理解と教育相談2

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    資料紹介

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    科目コード07810「生徒理解と教育相談」第2分冊

     カウンセリングマインドを身に付けた教師の対応とは①子どもの成長への衝動を尊重し可能性を信じる。②子どもの言動には、その子なりの真実がある。それをその子の考え方・感じ方に立って理解に努める。③言葉でのふれ合い以上に、感情的な触れ合いを大切にする。④教え与えることに性急にならずに、自分で考える力が育つかかわりを工夫する。⑤子どもの自尊心を大切にしながら、一緒に考え、新しい発見や感動を共にしていく。⑥子どもをどれだけ受容できるか、どれだけ寄り添えるかという教師の柔軟さを、自己成長の課題として取り入れていく。⑦学級集団がもつグループ・ダイナミックスの価値を尊重し、教師も集団の一員であることを自覚し、子どもと同じ土俵に立つということである。

     また中・高校生の心身の発達を考えると、学校で多くの知識を吸収し、さまざまな人との出逢いを通して豊かな人格形成を取り上げるためには、生徒に何らかの心の基礎となるようなものがしっかり築かれていることが必要となる。その第1の心の基礎として、心の安定や心のエネルギーを得ることが挙げられる。たとえば、心が不安...

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