『困っている人』を読んで

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    資料紹介

    看護学校の課題で、闘病記の感想文です。
    どうぞ参考になさってください。

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    『困っている人』を読んで
    ①この本を選んだ理由

     私はこの本を手に取った理由は、『困ってるひと』というタイトルとポップなイラストに心惹かれたからだ。そして読了後、すっかり作者のファンになってしまった。彼女の聡明さ、しなやかさ、力強さは、私がもっていなかったものであり、病に向かう姿勢や現象の捉え方が斬新で、本課題にぴったりだと思い、本書を選んだ。

     

     

    ②著者紹介

     大野更紗(おおのさらさ)。1984年、福島県生まれ。上智大学在学中、ビルマ難民に出会い、民主化運動などのNGOでの活動に没頭。2008年、筋膜炎脂肪織炎症候群と皮膚筋炎を発症。

     現在、都内某所にて単身暮らし、治療のために通院しながら、自分自身の言葉を発信し続けている。
    ③自分らしく生きる

     『困ってるひと』の作者である、大野更紗さんは、筋膜炎脂肪織炎症候群と皮膚筋炎という二つの難病を抱えている。この病は完治することはなく、病態を抑えつつ一生付き合っていくことを余儀なくされるものである。彼女を端的に表すならば、聡明、かつバイタリティにあふれる行動派の現代っ子である。日本ではほとんど前例のない難病、誰も予想のつ...

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