B+評価でした。「レポートでは、乳児院について注目していますね。その中で、根拠法や配置職員の種別を示したりしていますね。また、入所理由や利用状況、運営指針、機能、役割、支援の方向性、支援の重要性についてまとめられています。最後に、課題についても触れられていますね」と高評価をいただいております。
「あなたの関心のある児童福祉施設を1つ選んで、その目的および利用者状況、支援の実際と課題について、あなたの意見を述べよ」
乳児院について考察していく。乳児院は、児童福祉法「乳児(保健上、安定した生活環境の確保そのほかの理由により特に必要がある場合には、幼児を含む)を入院させて、これを養育し、あわせて退院した者について相談その他の援助を行うことを目的とした施設」と規定されている。保育所とは異なり、特に保護を要する乳児を昼夜間にわたって養育する施設であり、家庭養育の代替を行う。特に乳児の心身の特性を考慮して、医学的配慮がなされており、医師・看護師も配置されている。
乳児院への入所が必要となる理由は、母親の疾病(精神疾患を含む)、虐待、ネグレクト、父母就労、父母の拘禁などが多いが、最近ではっは親の精神疾患や虐待による入所が増加傾向にある。入所に至るまでの経緯は複雑で、主な入所理由が改善されても別のかふぁいが明らかになることも多い。
乳児院の入所にあたっては、保護措置を要する乳児の発見者は直ちに児童相談所に通告し、児童相談所は必要に応じ乳児院へ入所させる。
乳児院の利用現状はこれまで、「...