1単位目
評価:合格
講評:簡潔にまとめられていて、充実した活動が考察されています。
<①テキストを要約し、表現領域及び鑑賞領域の関連性について考察しなさい。>
美術館や地域の絵画教室など美術に親しみ・学ぶ機会は広がっている。生涯にわたり美術に親しむためには、小学校図画工作科で、特定の分野・技法などにかたよらない基礎・基本となる美術活動の能力を身につけ、自ら進んで美術に親しみ・愛好していく意欲や態度を養うことが必要である。その内容や方法を示したものが学習指導要領である。
平成20年に改訂された、学習指導要領の構成は、第1に教科目標、第2に各学年の目標と内容、第3に指導計画の作成と内容の取扱いである。第1の教科目標は「表現及び鑑賞の活動を通して、感性を働かせながら、つくりだす喜びを味わうようにするとともに、造形的な創造活動の基礎的な能力を培い、豊かな情操を養う」として、子どもが自ら考え自主的に判断し行動できる資質や能力を育成することを意識した目標となっている。また、基礎的な能力を「育て」ではなく「培い」にされたことで児童がその能力を自ら耕し伸ばしていくことが明確にされた。第2の内容...