日大通信・広告論分冊2・合格レポート:課題「インターネット・コミュニケーションの偶有性を述べなさい。」
現代社会において、インターネットは世界中で活用されており、知人とのコミュニケーションやネットゲーム、商品の売買・宣伝、情報収集・交換など様々な事に役立てる事が出来るが、若い世代ではネット・スマホ依存が深刻な社会問題となったり、著名人がSNSやブログなどで発言した内容が問題となり、取り沙汰されたりしている。インターネット上でのコミュニケーションは、必然ではなく、偶有(それがなくてもかまわないという意味)の世界を彷徨っており、その影響で我々はインターネットの進歩により、大きく4つのものを失った。1つ目は、特定の状況において物事を理解し、重要なものを重要でないものから区別する関連性、2つ目は、学習に不可欠な成功と失敗を真剣に受け止める感性(スキル)とその能力開発、3つ目は、世界を把握し、物事のリアリティを感じ取る能力、4つ目は、自分の生を意味付けてくれるものの感覚、である。世界は「モノ」と「コト」の結合によって生じる諸事態が成立しているという事実によって成り立っているが、「モノ」は客観的であり、眼で確認が出来る。しかし、「コト」は主観的であり、眼で確認出来るものではない。インターネットは、「...