佛教大学、国際政治のレポートです。
1発合格で、C評価をいただきました。
以下の事例から1つを選択し、それぞれの政策領域について政治の論理と経済の論理がどのように作用しているのか具体的に論じなさい。
⑴安全保障 ⑵貿易 ⑶金融 ⑷科学技術 ⑸移民 ⑹経済発展と人権・民主化 ⑺地球環境問題。
⑺地球環境問題を選択し、論じていく。
様々な地球環境問題が顕在化した今日、その解決に向けては国家間の協力が不可欠である。しかし、環境問題に対する国際的協力には様々な壁が存在しているため、国家の活動のみでの協力は困難であり、今日では様々な非国家的主体が活動している。その状況において、地球環境問題は経済優位のモデルに該当しているものと考え、それを述べていく。
それを述べていく。
・地球環境問題についての概要
地球環境問題が国際的に大きく注目されるようになったのは、先進諸国が高度経済成長を遂げた後の1970年代以降である。そのきっかけとして、酸性雨から生じる公害が国境を越えて近隣諸国に被害を及ぼすようになった。その主な被害国であるスウェーデンのストックホルムにて、国連人間環境会議が開かれ、人類は宇宙船地球号の乗員であり、資源・環境問題の解決を図るためには国際的協力が不可欠で...