佛教大学 2016年 Z1101 学校教育職入門 A判定 レポート

閲覧数2,427
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学の学校教育職入門(Z1101)、第1設題のリポートです。
    2016年12月にA判定をいただいております。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    現代の「教師に求められる資質とは何か」についてまとめたうえで、

    あなたはどのような教師になりたいのかについて述べてください。
    1、教育の変遷

    近代学校が成立する以前、職業は世襲であることが多く、社会的地位や行える活動は身分によって制約を受けていた。主人が使用人を教育すればいいなど受けられる教育は人によって異なり、身分差別の問題につながっていた側面もある。しかし封建制度が崩壊して身分による規定力がなくなっていき、1872年に「学制」が制定され、わが国最初の教員養成機関である師範学校が設置された。1886年には師範学校出身の教師が誕生し、その担うべき責任は天皇制絶対主義国家での忠良な臣民の育成であった。教師は政治的に中立で道徳的感化を与える人格が求められ、国家や天皇のための減私奉公の姿勢から天職性が認識され、教師聖職論が支配的となっていった。そこから第二次世界大戦の敗戦を機に、日本の教育は大転換を遂げた。教育を受けることというのが国家のためでなく日本国憲法で権利として認められ、「自己のための教育」を子どもたちが受けられるようになったのだ。教師においても労働者としての高い自主性が認められ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。