教育の制度と経営1

閲覧数1,452
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    余計な表現や、回りくどい説明等を省き、読みやすくまとめました。学習の参考にしていただければ幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.「ゆとり教育」のなかで「生きる力」を育む政策について述べる。平成7年、第15期中央教育審議会 第一次答申にて、21世紀を展望した我が国の教育の在り方についての提言がなされた。学校週5日制、教育内容の厳選と基礎・基本の徹底、問題解決的な学習や体験的な学習の一層の充実、小学校3年以上、中・高の全学年に「総合的な学習の時間」の新設などを行うものである。子どもたちが自主的で横断的、且つ総合的に学びを展開していく場所と時間、すなわち「ゆとり」を保証していくもので、「個性」や「生きる力」を育むものとして実践された。しかし、過度な受験戦争による、知識詰め込み型の教育に歯止めをかけるために取り入れた「ゆとり教育」であるが、その結果が学力の低下を招き、「生きる」ために必要な基礎的・基本的知識の子どもたちへの伝授も危ぶまれるものとなった。「ゆとり教育」が取り入れられてから、教育を指導する方も指導を受ける方も効率性の重視を余儀なくされ、指導する側は、決められた時間の中での効率的で簡略化された指導を強いられ、結果、子どもたちに基礎的な学力を定着させることが困難になった。指導される側は、公教育制度に見切りを...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。