英語科教育法Ⅰの合格レポートです。
学習指導要領変遷史の主だった特徴をまとめたものです。
英語科教育法Ⅰ 分冊1 平成27-29年度
下記の1~6から、1つのテーマを選択し、通信教材はもとより、そのほかの参考文献にある議論を踏まえ論じなさい。(選択番号には必ず〇をつけること。なお、1900未満のリポートは認めません。)
6番を選択しました。
⑥ 1947年の始まり、現行の「中学校学習指導要領」(2008年)、ならびに「高等学校学習指導要領」(2009年)に至るまでの学習指導要領変遷史における特徴について論じなさい。(外国語(英語)に関するものに限って論ずればよい。)
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中学校および高等学校学習指導要領は、戦後間もない昭和22年に中・高同時に発表された。それ以来、中学校学習指導要領は今回を含めて7回、高等学校学習指導要領は8回改訂されている。当初は文部省による「試案」として発表されていたが、昭和30年改訂の高等学校学習指導要領から「試案」の文字が消え、昭和33年改訂の中学校学習指導要領から文部省告示となり、法的拘束力を持つに至った。文部省告示となって以降、ほぼ10年間隔で改訂されている。以下に、そ...