【明星大学2016】WE1020法学2(日本国憲法) 1単位目

閲覧数1,372
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2016年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
    参考文献 法学1法学2 児玉誠・北岡勲 明星大学 平成6年

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 現 代 憲 法 の 特 色
    2 国 民 の 権 利 と 義 務
    1現代憲法の特色は次のようなものだ。第一に、従来の自由権に加えて国民の実質的な自由・平等を実現する
    ために社会権が重視された。それを実現するために、経済的自由権に対する公共の福祉の制約も積極的な意義を
    有するようになった。第二に、統治機構に於いて、近代憲法の権力分立の基本原則に修正が加えられ、行政権強
    化乃至は行政権への権力集中が見られた。これらが現代憲法の特色である。
    近代憲法は、18~19世紀の自由国家の理念によって成立した。国民の政治参加、基本的人権の保障、権力
    分立などの原則が採用された。能う限り国民の自由に干渉しない消極的機能が見受けられる。だがしかし、19
    世紀後半から資本主義の波が押し寄せ、社会的矛盾が激しくなった。その結果、従来の憲法の長所や原則を修正
    して国家機能を積極化していく傾向が高まった。20世紀に入ると社会国家の理念に基づく現代憲法が成立して
    いく。例えば、イギリスでは、現実主義的理想主義の国家機能の積極化やフェビアン協会の活動、労働党の成立
    などが契機となり、国家機能が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。