障害児・者の心理【科目修了試験①~⑥】

閲覧数2,301
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    指定教科書以外の文献も用いながら、どの設題番号も1000字~1200字程度でまとめております。試験はA評価でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■科目修了試験

    1.中途障害者の障害受容過程段階説について

    障害受容に至るプロセスについて、それぞれの段階での心理特性の理解が重要。

     障害受容とは、障害をもつ個人が自身の障害を全人格的に認識し適応的に生活して公とする心理的な変化のことをいう。今回、中途障害者が自分自身の障害や疾病を認知し、それをどのように受容していくのか、それぞれの段階での心理特性について以下述べていく。

     第1期は精神的ショックと混乱期と言われている。当事者は突然の事故や疾病の発生によって障害をもつことになる。当初は、障害を冷静に受け止めることはできず、自分の体の一部が思うようにならないことを知り、強度のショック状態に陥る。このショックは医療スタッフ、家族、友人といった周囲の人々との関わりや自分自身の努力によって徐々にやわらいでいくであろうが、一生続き、消失することはないと考えられる。また、この時期は病院等の医療機関での生活を強いられる。その中で、将来への絶望感からくる混乱を医療スタッフや家族にぶつけては後悔し、自分を責めるといった悪循環を繰り返すといわれている。

     第2期は障害の受け止めと否認期で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。