ソーシャルワーク演習Ⅴ【科目修了試験①~⑥】

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    資料紹介

    指定教科書以外の文献も用いながら、どの設題番号も1000~1200字前後でまとめております。試験はA評価でした。

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    ■科目修了試験

    1.高齢者領域における集団援助技術(グループワーク)の留意点について

    対象者、サービスの特質を考慮しグループを展開していくうえで、プログラム等留意すべき事柄について学ぶ。

     教養・文化、スポーツ、社会奉仕などのサークル活動や種々の行事や催し物を通して、社会との関わりをもって生活をしたいと思っている高齢者は少なくない。しかし、そういった人々は、社会活動に参加するために、一緒に活動する仲間がいること、身近に活動の場があること、参加するのにあまり費用がかからないこと、時間と期間にあまり拘束されないことや、良き指導者がいることを必要としている。住んでいる地域を基盤とし、共通の興味や趣味をもつ友人と出会い、共に学ぶことを支援するグループワークは、社会活動に参加意向のある潜在的人々が、ワーカーの側面的援助を受けることにより、社会活動への参加を実現する一助になると考える。以下、高齢者領域におけるグループワークの留意点について、述べていく。

     まず、グループの初期において、メンバーはそれぞれ自分の過去の経験や知識から様々な期待と不安を抱え、グループに参加してくる。期待...

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