名古屋大学の卒業時に執筆した論文です。
当時の学部卒業論文において最高評価を取得しました。
食料自給率向上政策の是非について論じるとともに、政治構造にまで踏み込んで分析した論文になっていますので、農学部・法学部どちらの学生にも参考になるかと思います。
<目次>(全36ページ、約3万8千文字)
はじめに
Ⅰ.食料自給率の概念と現状
1-1.食料自給率の計算方法
1-2.食料自給率を見る上での注意点
1-3.食料自給率が政策目標とされるまでの経緯
1-4.食料自給率の推移と要因
1-5.外国の食料自給率
Ⅱ.食料自給率を国策として向上させる意義
2-1.食料安全保障
2-2.農業の外部経済効果
2-3.環境への配慮と国際的貢献
Ⅲ.食料自給率向上の意義に対する反論
3-1.食料安全保障の指標としての食料自給率の有効性
3-2.農業の外部経済効果と食料自給率向上の関連性
3-3.環境への配慮・国際的貢献と食料自給率向上の関連性
3-4.国策として食料自給率は向上させるべきか
Ⅳ.食料自給率向上政策が普及した要因と政治構造
4-1.農業保護の政治構造
4-2.思想的源流としての食糧自給論
4-3.食糧自給論が継承された要因
4-4.農業界による食糧自給論の利用
4-5.食料自給率向上政策が始まった背景
4-6.民主党政権における食料自給率向上政策
おわりに
国策としての食料自給率向上の是非
―食料自給率向上政策の普及要因と政治構造の分析―
≪目次≫
はじめに
Ⅰ.食料自給率の概念と現状
1-1.食料自給率の計算方法
1-2.食料自給率を見る上での注意点
1-3.食料自給率が政策目標とされるまでの経緯
1-4.食料自給率の推移と要因
1-5.外国の食料自給率
Ⅱ.食料自給率を国策として向上させる意義
2-1.食料安全保障
2-2.農業の外部経済効果
2-3.環境への配慮と国際的貢献
Ⅲ.食料自給率向上の意義に対する反論
3-1.食料安全保障の指標としての食料自給率の有効性
3-2.農業の外部経済効果と食料自給率向上の関連性
3-3.環境への配慮・国際的貢献と食料自給率向上の関連性
3-4.国策として食料自給率は向上させるべきか
Ⅳ.食料自給率向上政策が普及した要因と政治構造
4-1.農業保護の政治構造
4-2.思想的源流としての食糧自給論
4-3.食糧自給論が継承された要因
4-4.農業界による食糧自給論の利用
4-5.食料自給率向上政策が始まった背景
4-6.民主党政権における食料自給率向上政策
おわりに
参考文献
はじめに
日本の食...