2024年度 明星大学・通信教育課程・PG3060 理科教育法3(2単位目)の最新のレポートです。成績優をいただきました。【解答は、理系卒業者による自身で作成後、添削済の正答です】
理科教育法1 2単位目
1.たのしい授業プランである《生物と細胞》の第二部「細胞と生物」では、どんなことを教えようとしているのか。また、生徒はこのプラン第二部のどんなところに感動するのだろうかを予想し、述べよ。
《生物と細胞》の第二部「細胞と生物」では、生物が生きている状態に関して哲学的な思索や具体例を交えつつ説明される。細菌や微生物など一個の細胞で生命活動が成立する単細胞生物のように、ヒトの細胞も環境を整えて栄養を与え続ければ生かしておけるかを問題提起する。細胞培養により、一個の細胞はその生死を分ける寿命を持つことを示す。一方、子宮がんを患う女性の組織から採取されたヒーラ細胞は、培養により、彼女が亡くなってから現在までシャーレの中で生き続けている。これは、多くの細胞が集合して構成される個体としては死んでいるが、一個の細胞としては生きていることを示す。このように、単細胞生物において細胞の死はすなわち個体の死であるが、多細胞生物においては細胞の死と個体の死が一致しない。さらに、六十兆個の細胞で出来ているヒトの個体としての死は、生きているあるいは死んだ細胞数において定義されるものではない...