2016年3月に通信課程を修了しました。
合格済みの国語科概論のレポートです。評価はAでした。
今年も設題が同じでしたらお役に立つかと思います。
※コピペ等は厳重に処分されますので、お気をつけください。
※自分なりの言葉に変更する・論の順序を変更する等をすることをお勧めします。
他にも資料をUPしていますので、よろしければどうぞ!
【課題】適切な言語運用能力について「基盤的言語力・文脈的言語力・主体的関与」の観点から考察して述べなさい。
第0章 はじめに
国語力について考える場合、三つの要素に分けて考えることができる。まず、基盤にあるのが、文字・語彙・文法・音声といった「言葉」の基盤となる「基盤的言語力」、そしてそれを実際に活用していく、文脈での応用「文脈的言語力」、さらに主体として言葉や内容にどう関わっていくかという「主体的関与」、以上三つの要素がある。これらについて、第1章~第3章で詳しく述べ、第4章では、自分自身の適切な言語運用能力向上のための重点課題及びその具体的方策を考えていきたい。
第1章 基盤的言語力と「読む・書く・話す・聞く」こと
基盤的言語力とは、言葉を扱う上で、文字・語彙・文法・音声などの基本的なこと、つまり「読む・書く・話す・聞く」というすべての力のことである。
私たちは、文字を読む場合、一字一字を細かく積み重ねるような読み方をしているわけではない。語のまとまりとして読んでいる。そして、まとまりとして読む場合、大体のところで、予想をしている。これは、基盤的言語力が身についているか...