日々の実践の中で、良い記録を書くことには苦労している。多忙な業務の中ではなかなか記録についてじっくり考える機会が無かったことから本課題を選択した。より良い記録と実践の糧としたい。
多くの場合、クライエントとの関わりの始まりは面接である。それはクライエントからの電話や突然の来訪であったり、関係機関や近所の住民などからの情報提供の電話であったりと様々だが、それぞれが形を変化させた一つの面接である。関係機関など間接的なスタートの場合は、この後クライエント
ソーシャルワークの援助面接における記録の意義について述べなさい。
日々の実践の中で、良い記録を書くことには苦労している。多忙な業務の中ではなかなか記録についてじっくり考える機会が無かったことから本課題を選択した。より良い記録と実践の糧としたい。
多くの場合、クライエントとの関わりの始まりは面接である。それはクライエントからの電話や突然の来訪であったり、関係機関や近所の住民などからの情報提供の電話であったりと様々だが、それぞれが形を変化させた一つの面接である。関係機関など間接的なスタートの場合は、この後クライエントとの直接的な面接場面へとつながっていく。
面接には大きく6つの要素(相談者、相談員、時間、場所、コミュニケーション手段、目的)があり、また、準備・展開・終結のそれぞれの段階に応じた技法が用いられる。しかし、どのようなケースのどのような場面や状況であっても、その時々に応じた記録が必要であることは決して変わることはない。では、その意義と目的について以下に考察を試みる。
Ⅰ.援助面接における記録の意義
記録は専門的社会福祉援助活動として位置付けられている。これについては、専門職と...