《PA1040:教職入門》
2015年度に提出し、一発で合格の評価をいただいたレポートです。
明星大学通信教育指定レポート用紙と行数と文字数(25文字×90行)
に合わせてwordにて作成していますので見やすいかと思います。
★課題★
○1単位目
1.教員養成の歴史について論述せよ。
2.教職の専門性について論述せよ。
○2単位目
1.現代の教員に求められるものについて論述せよ。
2.教職者に求められる教育愛と権威について論述せよ。
★講評★
○1単位目
1.教員養成の歴史が的確にまとめられています。
2.専門職としての職責について論及されています。
○2単位目
1.現代の教員に求められている資質能力について検証されています。
2.教育愛と権威について詳しく論じられています。
「何をどのように書いたらいいか分からない」「書いてみたが自信がない」などと、悩んだり困ったりしている方のお力になれると幸いです。ぜひ、参考にしてください。
バラ販売・セット販売・科目終了試験問題などを随時アップロードしていきます。
http://www.happycampus.co.jp/docs/940851121641@hc15/
こちらをご覧ください。
☆教職入門 1単位目☆
1.教員養成の歴史について論述せよ。
2.教職の専門性について論述せよ。
(1)教員養成の歴史について
鎖国により遅れた国力の増強のため、1872年に我が国初の公教育制度である「学制」が制定される。その同年に設置された「師範学校」こそ初の教員養成機関であり、戦前の教員養成の中心を担う。明治政府は国民教育に積極的に取り組み、様々な制度を確立する。1880年「改正教育令」を公布、各府県に師範学校の設置を義務付けた。
国民教育に積極的に取り組む中、初代文部大臣、森有礼が1886年に公布した5つの学校令の1つ「師範学校令」においては、順良・信愛・威重を教員に求める気質としており、そんな教員・人物養成を目的とする「目的性」が強かった。そのため着実で真面目だが、内向的で偽善的な「師範タイプ」の人間を生み出す結果となる。その後「師範教育令」となり、さらに2度の改定が行われるも、目的性という本質は変わらなかった。
1945年に終戦を迎えると、目的性から開放制への変遷の時期となる。1946年米国教育使節団が、教育大学構想つまり目的性を維持しつつ、教育大学へ発展させ...