Z1115 道徳教育の研究(中)

閲覧数1,364
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    道徳教育の意義について述べよ。

    2015年提出、B評価です。
    B評価ですが、内容はしっかりとまとめられていると評価されています。
    テキストをまとめて作成してあります。
    学習にお役立ていただけたら幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳教育の意義について述べよ。
    はじめに

     道徳教育の意義について述べるにあたり、道徳教育がどのようなものであるかを西洋と日本の道徳教育の変遷という切り口から考察を行った。本論においては西洋の古代から近代にいたるまでの西洋哲学と道徳教育について、日本の江戸時代から戦後、現代までの道徳教育の変遷を辿った。今回の考察はテキストの第1.2.3.4.6.7章を参考にしたものである。
    第1章 西洋の道徳教育の変遷

     古代ギリシアにおいてはソクラテスやプラトンといった古代哲学の偉人が西洋思想の源流であり、後の西洋哲学や道徳教育に大きな影響を与えている。

    ソクラテスは人間にとって真の知とは何か、人間が善く生きるためには何が必要であるのかを探求した。その弟子プラトンは真の知を想起する先の世界にイデアの存在を唱え、イデアの中の最高のイデアを善のイデアとし、善のイデアを想起することが人間の理想の姿であると考えた。この二人の思想に共通するものは、人間は真理を追い求め、模範とする生き方が必要であるという考えである。

    アリストテレスは「人間にとっての善とは徳に基づく魂の活動である」と述べており、人間がも...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。