現代商品論

閲覧数2,011
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    現代商品論
    1.はじめに
     私が注目した商品は、日清食品が販売している高級カップ麺「日清具多GooTa」である。
     日清食品の高級カップ麺事業の流れを見てみると、1992年9月の「日清ラ王」(250円=税抜き)を筆頭に、1996年に「麺の達人」(190円=税抜き)、2000年に「行列のできる店のラーメン」(250円=税抜き)、そして2002年に「日清具多」(300円=税抜き)を発売してきた。特に、「日清ラ王」に関しては、1年間で280億円以上を売り上げる空前の大ヒットとなった。もちろん、「日清具多」も発売当初は販売目標の60億円に対し、85億円を売り上げる商品であった。しかし、発売から4年、その売り上げはピーク時の4割以下となってしまったのである。一体なぜなのか。
    2.「より良い商品」のはずが・・・
     こってりした豚骨醤油スープに、肉厚のチャーシューや生のメンマを組み合わせた「炙焼叉焼麺」。7個の海老ワンタンを、あっさりした鶏塩スープに入れた「海老雲呑麺」。
     日清食品は2005年10月、高級カップ麺の主力商品「日清具多GooTa」を全面リニューアルした。これまでの商品ラインアップを見...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。