医学概論【科目修了試験①~⑥】

閲覧数3,004
ダウンロード数23
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    設題のポイントをふまえ参考文献も活用しながら、どの番号も1000~1200字前後でまとめております。※AorB+評価をいただいております。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.生活習慣病と未病について
    生活習慣病にはどういう疾患が含まれているか、また発病には至らないまでも、一歩手前の状態である未病の概念について理解したうえで、現代社会における生活様式の変化、医療の進歩などとの関係についてさらには生活習慣病への対策について考察する。
     生活習慣病とは、糖尿病、高脂血症、高血圧といった食習慣・喫煙・飲酒などの生活習慣がその発症・進行に関与していると考えられている疾患の総称である。また、「自覚症状はないが検査では異常がある状態」と「自覚症状はあるが検査では異常がない状態」を併せて未病としている。
     現代は戦前と比べて食生活も豊かになった。それと同時に、炭水化物の摂取量が減少し、それを埋め合わせるための動物性食品や脂っこく甘いお菓子、甘い飲み物の消費量が増加している。また、塩分の過剰摂取、野菜の摂取不足などもみられる。このような食生活が生活習慣病の原因と考えられている。食生活はがん発生原因の30%に関わっているとする報告もあり、食の欧米化との関連性が強いのは、乳房や前立腺、大腸のがんであると考えられている。かつて貧しい時代だった日本では、太ることのできる子どもは...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。