【2015年度合格リポート】Q0107 地理学 第2設題 A判定

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    資料紹介

    佛教大学の通信教育課程で、2015年度にA判定にて合格したリポートです。
    コードは、高等学校地理歴史、中学校社会課程のQ0107です。
    コードが違っても、設題が同じ場合はご参考にして頂けるかと存じます。
    第2設題のハワイ日系人についてまとめております。
    あくまでも、参考用としてご利用ください。
    丸写し等は一切禁止されております。
    十分にご注意願います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2設題:ハワイ日系人移民の現在に至るまでの歴史を簡単に説明し、さらに他の日系人移民先との違いをあげよ。
    1.ハワイの日系移民の歴史

     1868年、149名がハワイへ渡航した。これが、最初のハワイへの移民である。このときの移民者を「ハワイの元年者」と呼ぶ。当時、日本全国を農村不況が襲い、農家の生活は困窮していた。そこに、急速に成長を遂げていた製糖産業の労働力が必要だったハワイ王国の国王が、日本との移民に関する協定を1882年に結んだ。この協定により、ハワイにおいて他のアジア系移民に対し、日系人の地位と数が優位となった。この協定に基づき日本政府は、ハワイへの移民者を募集し1885年からハワイへの移民の渡航が始まった。この移民を「官約移民」と呼び、この官約移民は1894年の第26回まで続いた。ハワイへの移民は約3万人にのぼる。その後20世紀に入ると移民法が改正、それに伴い日本からの移民は減少した。さらにその後の1924年排日移民法が制定され、事実上移民が不可能となった。現在、日系人の子孫三世は、ハワイでの発展に限界を感じ、より高い職業機会を求めて本土などに移住する傾向がみられる。そして、...

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