【課題】教材の第七章(意味論)で触れられている動詞句内主語仮説(VP Internal Subject Hypothesis: VPISH)について論じよ。リポート作成の際には、通信教育教材や参考文献をもとより、必要に応じ他の文献の参照すること。また、通し番号を振った具体例を必ず提示し、出典を明らかにすること。
【ポイント】動詞句内主語仮説(VPISH)の概要をまとめ、一見したところ直観に反するように思えるこの仮説が経験的にも概念的にも十分に動機付けられたものである点を理解すること。VPISHを支持する経験的事実(言語現象)を必ず示し、概念的な利点についても触れること。
【キーワード】数量詞遊離(quantifier float), 動詞句前置(VP-preposing), 不連続的成句表現(discontinuous idioms), 幼児英語の否定文、項構造の標示領域(argument structure)
【参考文献】『言語の事典』 中島平三 編 (朝倉書店 2005)
『文の構造』 立石浩一・小泉政利 著 (研究社 2001)
Syntax: A minimalist...