2015年度の明星大学通信教育部、英語科教育法3の1・2単位目の合格レポートです。
【講評】
1単位目:
リプロダクションに関する定義は、適切です。実践例も教科書やワークシートを使用して、内容を考えさせて、英文を再生させる点は適切です。
2単位目:
タスクの特徴については「問題解決型活動」として、基本的な情報を提示しています。また、留意点も適切です。
【課題】
1単位目:
・リプロダクションとはどのような学習活動なのか記述する。また、教科書を使った授業の流れにおいて、どのように導入すべきか、具体例を挙げて説明する。また、その説明に沿った自分の実践例も紹介する。
2単位目:
新出文法事項を、タスクを利用した指導方法で取り組むために必要なポイントについて、具体例を挙げて説明する。また、そのポイントを考慮した自分の実践例も紹介すること。
1単位目
・リプロダクションとはどのような学習活動なのか記述する。また、教科書を使った授業の流れにおいて、どのように導入すべきか、具体例を挙げて説明する。また、その説明に沿った自分の実践例も紹介する。
リプロダクションとは、学習法としては、英文を見ないで流れてくる英語の音声を聞いて、自分の口頭で聞いた英文を再現するものである。正確な文構造の理解と、文を正確に再現するための知識の運用能力が向上するとされている。一方で、正確な文構造の理解と文を正確に再現するための知識の運用能力を向上させるためには、一定の英語力が必要となる高度な学習法である。というのも、文構造を理解するには文法力と語彙力が必要となるので十分な鍛錬が必要とされる。さらに文を正確に再現するための運用能力も一定の習熟した英語力がなければ難しい。このように高度な英語力を求められる学習活動である。学校での英語教育におけるリプロダクションとは、教科書で読んだ本文のストーリーを、教科書やノートを見ないで自分の英語で再生していく活動であると言えよう。音読で取り入れた語彙や構文などの知識を実際に使用することで、知識が吸収される。しかし、前...