S0101 教育原論 第2設題

閲覧数1,834
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信教育課程S0101 教育言論のレポートです。A評価いただきました。【第2設題】ジョン・ロックにおける子供の教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。レポート作成の際に是非、お役立てください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【第2設題】ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。
     ロックは、人間の心には生まれながらには観念や原理などはなく、何も書き込まれていない白紙の状態であるというタブラ・ラサ説を説いた。そしてあらゆる観念は感覚、反省といった経験から得られるとし経験主義的な考えを持つ。そのため、子どもの教育はまず感覚的訓練から始めなければならないとする。色や形、味や臭いなどを、感覚を通して知覚し、1つひとつの対象についての知識、観念を得て、名前を教わり記憶され、そうした単純な観念から、またそれらを組み合わせて複雑な観念を得ていくのである。しかし、観念は非常に結びつきやすいという性質をもつため、一旦誤った観念と結びつきそれが習慣化してしまうと、その後は、一生間違った観念を持ち続けてしまうという恐れがある。したがって、正しい観念を持つように教育、習慣付けがなされなければならない。以上をみてみると、白紙状態から経験によって色づけされるのであるから、正しい教育さえすれば子どもは立派に育つといった楽観主義的な教育観をロックは持っているともいえる。そこから、習慣付けと訓練によって諸観...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。