資料紹介

帝王切開術に関する概要と観察点をまとめました。

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帝王切開

帝王切開（術）は子宮壁を切開して胎児を娩出させる方法

比較的安全な手術であり、実施率は年々増加

しかし、母体にとっては侵襲的で肺塞栓などの合併症の頻度は経膣分娩よりはるかに高く、また子宮に瘢痕が残ることから、帝王切開後の妊娠・分娩におけるリスクも高まる。（最低１年あけての妊娠を喚起）
帝王切開の適応

　　　　　　　母体側の問題　　　　　　　　　　　　　　胎児側の問題

予定帝王切開

全開帝王切開の既往

子宮手術の既往

児頭骨盤不均衡

前置胎盤

内科的合併症

感染症（HIV、性器ヘルペスなど）

胎位異常（骨盤位、横位など）

多胎妊娠

巨大児

前置血管

緊急帝王切開

分娩遷延、停止

重症妊娠高血圧症候群

常位胎盤早期剥離

子宮破裂

妊婦心肺停止

胎児機能不全

臍帯下垂、脱出

前置血管破綻

３７週未満の前期破水
術式

＊ 腹壁を切開して子宮に達する腹式帝王切開…①経腹膜帝王切開…子宮下部横切開術

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子宮体部縦切開術

　　　　　　　　　　　　　...

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