■■■明星大学 通信教育部 2014年度(平成26年度) 合格レポート PB3080 特別活動の指導法 1単位目■■■
2014年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。講評においてもレポートに関する指摘等も特になく、1回目の提出で「合格」の評価を頂いております。
皆様のお力になれれば幸いです。
なお、課題の詳細は下記となります。
【課題内容 詳細】
課題:2問のうち1問選択して解答せよ。
①なぜ、小学校教育の中で特別活動が必要なのか、その教育的意義について述べよ。
②戦後の教育課程の変遷で、特別活動がどのように位置づけられてきたか、についてまとめなさい。
⇒本レポートでは①を選択し、解答しております。
※【参考文献】
特別活動の展開 鯨井俊彦 編 明星大学出版部
(明星大学 配本 2014)
(ISBM978-4-7608-2333-8)
特別活動の指導法 1単位目
1.なぜ小学校教育の中で特別活動が必要なのか。その教育的意義について述べよ。
学校教育における教育課程は、各教科、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間、そして「特別活動」の5つの領域によって編成されており、
児童の心身の発達段階や特性、また地域や学校の実態を考慮し、児童の人間としての調和のとれた育成を目指している。
特別活動は、教育課程の中の1つであり、各教科及びその他の活動と相互関係を図りながら、学校教育の重要な役割の1つを担っているのである。
それでは、小学校教育の中で どうして特別活動が必要なのか、その意義と役割について考えていきたい。
現在の小学校学習指導要領における特別活動の全体目標は、<望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、
集団や社会の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるとともに、人間としての生き方についての考えを深め、自己を生かす能力を養う。>ことである。
この目標の中にもあるように、集団活動を通すことが、特別活動には不可欠なものである。
各教科においての学習も集団で行われる...